手軽にオンライン学習プラットフォームを作れると注目を集めているTeachable。販売できるカリキュラムを持っているなら、誰でも簡単にオンラインスクールを立ち上げられます。
一方、Teachableは海外発のサービスであるため、全て英語です。日本人としては、どうしても使いにくいと感じてしまう方も多いでしょう。
そこで今回は、Teachableの使い方について解説します。
使い方さえわかれば、Teachableの操作は簡単です。ぜひ参考にしてください。
Teachableの使い方・手順
Teachableの使い方・手順は簡単です。導入からサービス開始まで、以下の手順で進めてください。
- アカウントを登録する
- スクールの名前を入力する
- メールアドレスを確認する
- コースを選択する
- カリキュラムを作成する
- 価格を設定する
- 各種設定を行う
- 見た目のデザインを変更する
- ドメインを設定する(有料プランのみ)
- サービスをローンチする
- 運用を開始する
なお、アカウント以外は後から変更可能です。
Step1.アカウントを登録する
Teachableを始めるにあたって、まずアカウントを登録します。Teachable公式サイトにアクセスし、トップページ右上の「Join for free」のボタンをクリックしてください。
すると入力画面が表示されるので、以下の項目を入力しましょう。
- Full Name(氏名)
- Email address(メールアドレス)
- Password(パスワード)
- Confirm Password(確認証パスワード)
全て入力したら、利用許諾とプライバシーポリシーを確認してからチェックボックスにチェックを入れます。全て英語なので、Google翻訳の拡張機能をインストールしておくとスムーズです。
チェックを入れたら最下部の「Create Account」をクリックしてください。
Step2.スクールの名前を入力する
次の画面では、オンラインスクールの名前を入力します。後で変更できるので、仮の名前でも大丈夫です。なお、スクールの名前は日本語名でも受け付けてくれます。
入力語は「Next」のボタンをクリックし、次の画面に進みます。すると複数の質問が表示されますが、特に入力しなくても大丈夫です。「Next」をクリックして次の画面に進んでください。
Step3.メールアドレスを確認する
次の画面では、メールアドレスを確認されます。先ほど入力した項目がメールで送られてくるので、受信フォルダを見てみましょう。
無事に届いていると、メール本文中に「Confirm your email」のボタンがあります。クリックすると認証画面に移動するので、「Authorize」を選択してください。
管理画面に戻れば、メールアドレスの確認が完了した証です。
Step4.コースを選択する
次にコースを選択します。スクールで販売するコースのことです。管理画面の左側メニューにある「Courses」をクリックしてください。
するとコースの設定画面が表示されるので、右上にある「New Course」をクリックします。
表示された画面内の以下の項目を入力します。
- Course title:コースの名前
- Course subtitle(optional):サブタイトル
- Select author:制作者名
サブタイトルは、コースの説明文のことです。後で変更が可能なので、飛ばしても問題ありません。全て入力できたら、右下の「Create Course」をクリックします。
Step5.カリキュラムを作成する
コースを作成したら、次はコースの中のカリキュラムを作成します。カリキュラムは、「Create Course」をクリックすると移行する画面で設定できます。
カリキュラムはセクションとレクチャーで分けられ、以下のようなイメージです。
- セクション:授業内容
- レクチャー:教える内容
セクションで授業を明示し、レクチャーで内容を細かく決めていきます。カリキュラムが完成したら、「Publish」をクリックしてください。一般公開されます。
Step6.価格を設定する
次にオンラインスクールの価格を設定します。カリキュラムの設定画面左側に「Pricing」とあるので、それをクリックしてください。
すると設定画面が出るので、以下の4種類の中から任意のものを選びます。
- Free:無料
- One Time Purchase:一括払い
- Payment Plan:分割払い
- Subscription:月額課金
画面変更後、以下の項目を入力します。
- Name:プラン名
- Subtitle:サブタイトル
- Detailed Description:プランの詳細
有料プランの場合、更に細かく支払い方法の変更が可能です。価格設定が終わったら、「Add Pricing」もしくは「Add Free Plan」をクリックしてください。
Step7.各種設定を行う
次に各種設定を行い、実施したいオンラインスクールに合わせて修正していきます。管理画面左側メニューの「Curriculum」をクリックし、カリキュラムのページに飛んでください。
表示されたページの中から、変更したい項目があれば変更します。無ければそのままで大丈夫です。また、プランによっては設定できない項目もあります。
Step8.見た目のデザインを変更する
次に見た目のデザインを変更します。オリジナリティのあるオンラインスクールにするのなら、必須の作業です。変更の際は、管理画面左側メニューの「Dashbord」から「Customize your site」と選んでください。
設定できる項目は以下の3つです。
- Edit your Homepage:ページデザイン
- Edit your Theme:ロゴや背景イメージなど
- Setup your domain name:ドメインの変更
なるべくオンラインスクールの内容に合ったイメージにしましょう。
Step9.ドメインを設定する(有料プランのみ)
次にドメインを設定します。有料プランのみ可能となる設定です。以下の手順で行います。
- カスタマイズメニューから「Setup your domain name」をクリック
- 初期ドメインを取得したドメインに変更
- 「Confirm Domain」をクリック
以上で完了です。
ドメインは初期設定で既に割り当てられています。しかしランダムとなっているため、ビジネスとして信用できる以下のドメインかどうかは、完全に運です。
- .com
- .jp
- .net
もし独自ドメインが欲しい場合は、有料プランに変更しましょう。ただし、ドメイン所得には別途費用がかかるため、先立つものが必要です。
Step10.サービスをローンチする
次は、いよいよサービスをローンチします。ローンチは簡単で、以下の手順で行うだけです。
- 管理画面左側メニュー「Dashbord」をクリック
- 表示された画面にある「Launch your school」をクリック
- 支払いプランを選択
以上で完了です。
もし「Launch your school」が表示されていない場合は、Step2~9までのどれかを設定できていない可能性があります。もう1度見直しましょう。
Step11.運用を開始する
サービスをローンチできれば、いつでも運用を開始できます。
運用を開始しても設定はいつでも変更できるため、適宜PDCAを回して修正・改善していくと良いでしょう。毎日の微調整が成功をもたらします。
Teachableを使うなら日本語化がオススメ
Teachableを使う上で最も厄介なのが、英語です。日本語ではないため、作業をスムーズに進められない可能性があります。
スムーズに作業したい方は、日本語化をしてみましょう。全ての項目を手入力で日本語化するため膨大な時間が必要ですが、使い勝手は大きく向上します。
日本語化については以下の記事で解説しているので、ぜひ確認してください。

Teachableの使い方は簡単
Teachableは世界中で人気を集めているオンライン学習のプラットフォームです。日本語には対応していませんが、多くのユーザーがいるためシステムが洗練されています。
その使い方も簡単で、英語が少し分かれば誰でも簡単にセットアップできます。不安な方は、Google ChromeにGoogle翻訳の拡張機能をインストールしてから挑戦してみると良いでしょう。
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