Teachable(ティーチャブル)は、オンライン学習プラットフォームとして多くの方に注目されています。様々な機能が搭載されたオールインワン型かつ、あらゆるデバイスで使えることから非常に便利と評判です。
一方で、最大の欠点として日本語に対応していないという点があります。日本人としては日本語化して使いたいと思ってしまいますよね。
Teachableは、日本語化が可能です。
この記事では、Teachableを日本語化する方法を解説しています。日本語化したいと考えている方は必見ですよ。
Teachableは英語で表示されている
Teachableはアメリカで生まれたオンライン学習プラットフォームです。その便利さから世界中で利用されていますが、使用言語は英語となっています。日本語には対応していません。
慣れればスムーズに使えますが、英語が苦手な方や迷わず使いたい方にとって、日本語表記でない点は大きなデメリットです。
Teachableを通じて英語を勉強する方法もありますが、現実的ではありません。そのため、多くの方がTeachableを日本語化しています。
Teachableを日本語化する方法は2つ
Teachableは日本語化が可能です。それも難しい方法は必要ありません。誰でも簡単に日本語化できます。中でも定番の方法が、以下の2つです。
- Custom Textを使う
- Google Chromeを使う
Custom Textを使う
Teachableの管理メニューにある「Custom Text」を使えば、日本語化が可能です。
Custom TextはTeachable内の単語を任意の言葉に置き換える機能となっており、それを利用して日本語化するわけです。システム内で完結するので、余計な外部ツールを利用する必要もありません。
最も簡単に日本語化をするならCustom Textがオススメです。
Google Chromeを使う
無料ブラウザのGoogle Chromeを使ってもTeachableを日本語化できます。Google Chromeは国内シェアが約6割ほどあるため、使っている方も多いでしょう。
日本語化も非常に簡単で、以下のどちらかの機能を使って行います。
- 右クリックメニューの翻訳
- Google翻訳の拡張機能
どちらも簡単操作で日本語化できる点が魅力です。ただし、翻訳の精度はお世辞にも完璧とは言えません。おかしい部分は適宜修正していく必要があります。
Custom Textを使ってTeachableを日本語化する
Teachableを日本語化する方法として、まずはCustom Textを使った方法を見ていきましょう。
日本語化と言っても難しくはありません。以下の手順で行えばOKです。
- Teachableの管理メニュー内にある「Custom Text」をクリック
- CURRENTのセクションの項目内全て日本語を入力
- セクションごとに「Save」ボタンをクリック
たったこれだけの手順で日本語ができます。ただし、不明な単語は調べなければいけないため、非常に時間がかかります。一気に日本語化するのではなく、毎日少しずつ進めていくようにしましょう。
Google Chromeを使ってTeachableを日本語化する
TeachableはGoogle Chromeを使っているなら簡単に日本語化できます。シェア率も高いブラウザなので、多くの方にとってはこちらの方が日本語化しやすい方法でしょう。
その手順は簡単で、以下の通りに進めてください。
- Google Chromeを導入する
- Google翻訳の拡張機能をインストールする
- Teachableの管理画面で「Custom Text」を開く
- Google翻訳を使ってページを日本語に翻訳する
- 1つずつ日本語に修正していく
Step1.Google Chromeを導入する
Google Chromeを使って翻訳するので、まずはGoogle Chromeを導入しましょう。Google Chromeの機能を使って日本語化を行います。
Chromeのシステムを使った他のブラウザでも日本語化は可能ですが、動作が安定しません。なるべくGoogle Chromeを使うようにしてください。
Step2.Google翻訳の拡張機能をインストールする
Google Chromeを導入したら、次はChrome翻訳の拡張機能をインストールします。Webページで使えるGoogle翻訳ではなく、拡張機能の方です。
インストールすると外国語のWebページを自動で日本語化してくれるため、Teachable以外でも役に立ってくれます。
今回の日本語は、この拡張機能を使って行います。
Step3.Teachableの管理画面で「Custom Text」を開く
Google翻訳の拡張機能をインストールしたら、次にTeachableのページを開きます。左側の管理メニューから「Custom Text」をクリックしてください。この作業は、Custom Textを使っての日本語化と同じです。
Teachableを日本語化する際、パッチを入れることはありません。全てブラウザ上で完結します。そのため、必ずCustom Textのページを使う必要があります。
Step4.Google翻訳を使ってページを日本語に翻訳する
Custom Textのページが開いたら、いよいよGoogle Chromeを使っての日本語化です。この時、先ほどインストールしたGoogle翻訳の拡張機能が役になってくれます。
項目が表示されていることを確認して、以下の手順で進めてください。
- 管理画面上で右クリック
- 日本語に翻訳
- 翻訳のおかしい部分があれば修正
すると、3列並んでいる内の左2列部分「KEY」「DEFAULT」が日本語に翻訳されます。翻訳されていることが確認できれば、次に進んでください。
Step5.1つずつ日本語に修正していく
Google翻訳によって日本語化されているなら、次は1番右の列にある「CURRENT」の項目を手動で日本語化していきます。自動ではありません。要は、日本語化された言葉をコピペしていくわけです。
コピペ作業は以下の流れで進めましょう。
- 「DEFAULT」の項目をコピー
- 「CURRENT」の項目に貼り付け
コピペが面倒な場合は手入力でも大丈夫です。Google翻訳はそこまで賢くないため、たまにおかしい翻訳が混ざっています。注意しつつ入力してください。
Teachableの日本語化は時間が必要
Teachableはアップデートによって次々項目が増えています。2023年4月現在において項目数は1,000を超えています。これを全て手作業で日本語化しなければいけません。人に寄っては気が狂いそうになるでしょう。
1日で全て日本語化するのは、まず無理な数です。時間をかけてでも毎日少しずつ翻訳作業を進めていくことをオススメします。
地道に日本語化をしていってくださいね。
Teachableの日本語化は外部に委託するのもオススメ
Teachableの日本語化が苦痛だった場合は、外部に委託する方法もオススメです。費用はかかりますが、作業の手間を省けます。1,000以上の項目を全て手作業で進めることを考えれば、費用対効果が非常に大きい方法です。
日本語と英語が混在するWebサイトを避けたい場合は、スクール開講前に外部委託で一気に進めてしまうと良いでしょう。
Teachableの日本語化は簡単だが時間が膨大にかかる作業
Teachableは海外のサービスであるため、日本語化されていません。管理メニューが全て英語であるため、慣れるまで使いにくいと感じることも。不便な場合は日本語化も検討してください。
Teachableの日本語化は簡単です。管理メニューの「Custom Text」で表示する言葉を変更すれば日本語になります。Google翻訳を使えばスムーズです。ただ、項目が1,000以上あるため、日本語化には膨大な時間と手間がかかります。
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