Teachable(ティーチャブル)はインターネット上に講座を開設できるプラットフォームです。誰でも簡単にオンラインスクールを開設できることから、近年注目を集めています。
海外のサービスですが、日本での知名度も上がっており、利用者が増えている状態です。
そんなTeachableを使うにあたって気になるのが、料金プラン。海外サービスということもあって、どのようなプランなのか知りたい方は多くいます。
今回はTeachableの料金プランについて解説します。プランごとの料金比較はもちろん、プランの選び方も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
Teachable(ティーチャブル)の料金プランは4種類
Teachableには4つの料金プランがあります。使用する際は、まず自分が何をしたいのかを明確にすることから始めましょう。そうでなければ、分不相応なプランに課金してしまうことにもなりかねません。
それを踏まえた上で、以下の料金プランをそれぞれ比較していきます。
- Freeプラン
- Basicプラン
- Proプラン
- Businesプラン
月額料金のプラン別比較
Teachableの料金プランは月額支払いと年払いの2つに分けられます。中でも月額払いは、月に決まった金額を支払っていくプランです。年払いと比べて料金は高くなりますが、好きなタイミングで止められるメリットがあります。
各プランの月額料金を比較したものが、以下の表になります。
Freeプラン | Basicプラン | Proプラン | Businesプラン |
0 | $59 | $159 | $665 |
注意したい点が、Teachableは海外のサービスのためドル決済だという点。レートによって毎月の支払額が上下します。
年払い料金のプラン別比較
Teachableでは月額払いの他、年払いのプランも提供されています。トータルで見ると月額払いより安いのですが、途中で止めたり解約したりすると損です。
まずはしばらく月額払いで使ってみて、長く活用できるのであれば年払いに切り替えるといった方法を取ってみましょう。
各プランの年払い料金は、以下の表をご参照ください。
Freeプラン | Basicプラン | Proプラン | Businesプラン |
0 | $468 | $1428 | $5988 |
月あたりの支出で換算すると、月額払いより2,000~20,000円ほど安い計算になります。
Teachable(ティーチャブル)料金プラン別できること一覧
Teachableのプランを選択する上で知っておきたいのが、何ができるのかです。他のサービスと同じく、プランによってできることが大きく異なります。オーバースペックにならないよう、自分が欲しい機能だけが使えるプランを選ぶことをオススメします。
そのために、以下で使える機能を整理してみましょう。
- 全てのプランでできること
- Basicプラン
- Proプラン
- Businessプラン
- プランは途中で変更できる
全てのプランでできること
Teachableには4つのプランがあります。中でも無料で使えるFreeプランは、誰しも最初にお試しで利用するプランです。無料お試しと聞くとほとんどの機能が使えないように思えますが、以下の基本的な機能を一通り使えます。
- 受講生の制限無し
- 1回の決済ごとに1ドル+10%の手数料
- 即席用の決済システム
- 無制限のコース
- 無制限のコーチングサービス
- 製品のバンドル化
- 学習画面のデザインテンプレート
- 管理者アカウント(1つまで)
- 製品サポート
- 他社ツールとの連携(Google Analytics・Sumo・Segment)
- 基本的なクイズ機能
これだけあれば、最低限のオンラインコースを運用できてしまいます。お試しで使うには充分すぎる機能でしょう。
Basicプラン
Basicプランは、Freeプランの機能の他、以下を追加で使えるようになります。
- 会員専用コミュニティ
- 5%の決済手数料
- 管理者アカウント(2つまで)
- 製品サポート
- コース作成者用のトレーニング
- 独自ドメイン
- 割引販売用のクーポン
- ドリップ機能
- 高度なメールマーケティング
- 他社ツールとの連携(Facebook・Google Analytics・Sumo・Segment・Mailchimp・ConvertKit・Zipier Triggers・Circle.so)
- 非公開の学生コミュニティ
このように多くの機能が解放されます。オンライン学習を実施するなら、Basicを選べば過不足無く使えるでしょう。
クーポンやメルマガのように販売促進に繋がる施策も打てるため、幅広い方にオススメのプランです。
Proプラン
Proプランは、FreeプランとBasicプランで使える機能に加え、以下の機能が使えます。
- 決済手数料なし
- 管理者アカウント(5つまで)
- 優先的な製品サポート
- 採点付き小テスト
- 高度なレポート
- Teachable名が表示されないWebサイト
- 学習修了証の発行
- コースコンプライアンス
- アフィリエイト
- Teachableのサポーターとのグループ戦略会議
中でも注目したいのが、決済手数料です。これまでかかっていたものが、Proプランでは必要なくなります。売上面で大きなプラスになってくれます。
更にアフィリエイトでは、Teachableで提供しているオンライン学習コースをブロガーやアフィリエイターに宣伝してもらえるようになります。販売力の高い人であれば、より多くの売上アップにも期待できるでしょう。
TeachableのProは、より本格的にオンライン学習に取り組みたい方にオススメのプランです。
Bisinesプラン
Bisinesプランは、Proまでに解放された機能に加え、以下の機能が解放されます。
- 管理者アカウント(20人まで)
- 学生アカウントの手動インポート
- 学生アカウントの一括登録
- 新しい権限レベルのアカウント種類の作成
- ページデザインの高度なカスタマイズ
- グループコーチングコール
このように、より大人数の講習に特化した機能ばかりです。個人よりも企業向けといったところでしょう。
個人の方が使うには向いていないプランです。
プランは途中で変更できる
Teachableは料金プランを途中で変更できます。想定と違っていた場合に変更したいと感じたら、簡単操作ですぐに任意のプランに変えられます。
手順は以下の通りです。
- 管理画面で「Plan」を選択
- 料金プランのページが表示されたら、希望するプランを選択する
以上で変更できます。料金プランで悩んだ場合も、安心してください。
Teachable(ティーチャブル)の料金プランの選び方
Teachableには様々なプランがありますが、どのプランを選べばいいか悩んでしまう方もいるでしょう。ここからは、以下の4つのプラン別にオススメの人を解説します。ぜひ参考にしてください。
- Freeプラン
- Basicプラン
- Proプラン
- Businesプラン
Freeプラン:お試しで触ってみたい人向け
Freeプランは、まずお試しで触ってみたい人向けのプランです。必要な機能は全て揃っているため、以下の方はまずFreeプランを契約してみましょう。
- どんなものか気になるのでTeachableを使って見たい
- Teachableの操作感を知りたい
Teachableは海外のサービスです。日本語化されていなかったり日本語がおかしかったりする部分があります。様子見も兼ねて無料で使うなら、Freeプランがオススメです。
Basicプラン:オンラインコースの販売に参入する人向け
これからオンラインコースの販売に参入したい、という方にはBasicプランを選びましょう。リーズナブルな月額料金でありながら、欲しい機能が過不足無く揃っているからです。
導入後、上手く軌道に乗って売上が増えていくようであれば、Proプランへの乗り換えも検討してみてください。
Proプラン:本格的にTeachable(ティーチャブル)を運用したい人向け
Proプランは、本格的にTeachableを運用したい人向けのプランです。特に決済手数料が無料な点は、売上が増えるほどメリットが大きくなります。月に20万円以上の売上があるのなら、Proを選びましょう。
決済プランも一括払いに加えて分割払いが選択できるため、受講者にとって利用しやすい環境を構築できます。
本格運用するなら、Proプランがオススメです。
Businesプラン:大規模プロモーションを展開したい人向け
Businesプランは、大規模プロモーションを展開したい人に向いているプランです。管理者を20人まで登録できるため、多くのチームメンバーで運用したい人にも向いています。
使える機能も受講生の多さに関わるものばかりです。Proよりも規模が大きくなり、大人数での運営が必要となった際に、契約すると良いでしょう。
Teachable(ティーチャブル)は幅広い人に対応できる料金プランがある
Teachableには4つの料金プランがあります。それぞれ月払いと年払いに対応しており、年払いの方が料金的にはお得です。支払いやすい方を選びましょう。
また、初めてTeachableを使う際は、Freeプランから始めてください。無料で使うには十分すぎる機能が揃っているので、体感するにはもってこいのプランです。ある程度使ってから、本格参入を目指してBasicに切り替えるといった方法を取ってみましょう。
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