「自分のノウハウを誰かに教えたいけど方法がわからない」「オンラインスクールを作って発信したいけど、作り方がわからない」
そのように考えている方は多くいます。オンラインスクールの立ち上げは全てインターネット上で行うため、つい難しく感じてしまうためです。
オンラインスクールは初心者の方でも簡単に始められます。この記事では、オンラインスクールの作り方を、方法・手順の2つに分けて解説しています。これからオンラインスクールを始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
オンラインスクールは初心者でも簡単に作れる
結論から先に言えば、オンラインスクールは初心者の方でも簡単に作れます。インターネットに慣れていない方でも、教材の準備を含めて数日あれば作れる程度です。
参入した多くの方が苦戦しているのは、作る方ではなくむしろその後。継続して運用する難しさです。参入するハードルが低く、継続して利益を出すのが難しいのは、インターネットビジネスならではと言って良いでしょう。
オンラインスクールを始めようと考えている方は、スクール自体は簡単に作れるものと考えてください。
オンラインスクールの作り方【方法】
オンラインスクールを作るのは簡単です。世の中には多くのオンラインスクールがありますが、以下のどれかの方法で作られています。
- SNSを使う
- WordPressを使う
- オンラインスクールのプラットフォームを使う
- 自分で1からシステムを構築する
SNSを使う

SNSを活用してオンラインスクールを作る方法があります。初期費用がかからない点が最大の魅力です。以下のサービスが代表格となっています。
- Facebookグループ
- LINE@
必要な機能が最初から備え付けられているため、難しい設定やインストールも必要ありません。オンラインスクールを気軽に始めたいのであれば、検討したい方法です。
ただし、SNSなので受講料の決済方法が無い場合があります。その場合、外部のオンライン決済代行サービスで請求する必要があります。
WordPressを使う
中長期的にオンラインスクールを運用するなら、WordPressがオススメです。WordPressは世界中で多くのWebサイトやブログに使われています。記事やコンテンツを管理できるシステムなのにも関わらず、無料です。別途かかるのはサーバー代くらいでしょう。
更に、無料以外に以下のメリットも。
- スクールに関係するコンテンツ管理
- 決済機能を埋め込める
- プランごとに見せるコンテンツを分けられる
- 会員機能を作成
操作も全て管理画面で完結できます。使うことでWebサイトやブログへの知識も増えるため、一石二鳥です。ただし、短期的に収益を得るのにはあまり向いていません。
オンラインスクールのプラットフォームを使う
既にあるオンラインスクールのプラットフォームを使う方法もオススメです。費用はかかりますが、オンラインスクールに必要な機能が網羅されています。以下が代表的なサービスです。
- Teachable
- Thinkific
- Revot
月額費用がかかるため、ある程度の固定費は覚悟しておきましょう。また、上記だとRevot以外は全て海外のツールです。使いやすい機能は揃っていますが、日本語化することをオススメします。
なお、Teachableについては以下の記事で解説しているので、ぜひ確認してください。

自分で1からシステムを構築する
非常にハードルの高い方法ですが、自分で1からシステムを構築する方法もあります。既存のシステムに頼らないため、好きなようにオンラインスクールを作れるのが最大の魅力です。
独力で作る方法と外部に委託する方法がありますが、どちらも時間・コストともにかかります。初心者の方が真っ先に取る方法としては、オススメできません。
オンラインスクールの作り方【手順】
オンラインスクールを作る方法がわかったところで、作る手順を見ていきましょう。とはいえ、作るのはさほど難しくはありません。多くのビジネスで共通するように、オンラインスクールもまた準備が最も大切だからです。
それを意識した上で、以下の通りに進めてください。
- 何をしたいのかを決める
- ターゲットを明確化する
- 講座の内容を決める
- 教材を作る
- オンラインスクールを運営する方法を決める
- 集客・販売を開始する
- PDCAを回す
Step1.何をしたいのかを決める
まず、オンラインスクールで何をしたいのかを決めます。目的を決めることで、販売計画や収益化への道が見えるようになるからです。逆に決めていないと、方向性の定まらない施策を打って失敗する可能性が高くなります。暗闇の中、電気を持たずに歩くようなものです。
オンラインスクールを通じて受講者にどのようになって欲しいのか。受講者の視点に立つことで、見えてくるでしょう。
Step2.ターゲットを明確化する
何をしたいのかを決めたら、次はターゲットを明確化します。既に決まっている場合は、より深掘りしていきましょう。ターゲットのペルソナは細かいほど良いからです。
ターゲット設定においては、以下の項目を埋めていけば良いでしょう。
- 年齢
- 性別
- 性格
- 出身地
- 職業
- 収入
- 金銭感覚
- ざっくりとした生い立ち
- 何を目的に受講するのか
難しい場合は、過去の自分を想像してください。「今の自分が過去の自分に何を教えるのか」と想像すると、ターゲットを明確化しやすいですよ。
Step3.講座の内容を決める
ターゲットを決めたら、次はオンラインスクールで実施する講座の内容を決めます。講座は大きく分けて以下の2種類があります。
- ライブ配信
- オンデマンド配信
ライブ配信は、リアルタイムで行う配信です。受講者と双方向のコミュニケーションが取れますが、時間に縛られます。
一方のオンデマンド配信は、動画を作成しそれを配信する方法です。リアルタイムではないため、受講者が好きな時間に見られるのが最大のメリットとなっています。ただし、作成には膨大な時間がかかります。
もしくは1つに絞るのではなく、両方とも活用しバランス良く講義を進める方法もオススメです。
Step4.教材を作る
講座が決まったら、次は教材を作ります。使用する教材は個人によって異なるため、使いたい教材を作りましょう。難しい場合は、以下のポイントを意識してみてください。
- 受講者のゴールを決める
- ゴールから逆算してカリキュラムを考える
- カリキュラムに沿った内容の教材を作る
これだけでOKです。最初にゴールを決めて、それに向かって教材を作ってください。フルマラソンの給水ポイントをイメージすると良いでしょう。
Step5.オンラインスクールを運営する方法を決める
教材を作ったら、次にオンラインスクールを運営する方法を決めます。先述した以下の方法のどれかを使います。
- SNS
- WordPress
- オンラインスクールのプラットフォーム
- 自作
それぞれメリットとデメリットがあります。目的を達成するためにどのツールが最も相応しいのかを考えてから、導入しましょう。
Step6.集客・販売を開始する
運営する方法を決めたら、いよいよオンラインスクールの開始です。しかし、ただ始めただけでは人は集まりません。集客が必要です。星の数ほどあるオンラインスクールの中から、自分の講座を選んでもらう必要があります。
そのために、以下の方法を活用しましょう。
- SNS
- Web広告
オンラインスクールを提供しているツールの中には、集客機能を搭載してるものもあります。活用しましょう。
とにかく人の目に触れなければ販売できないので、様々な方法を試してみてください。
Step7.PDCAを回す
集客・販売を開始したら、後はPDCAを回し続けるだけです。最初から最高の商品・施策を提供できる人はいません。何が良かったのか、何がダメだったのかを常に分析し、改善していく必要があります。
地味ですが、オンラインスクールの運営において最も大切な要素です。常に改善し続け、受講者にとってタメになる講座を発信していきましょう。
オンラインスクールの作り方は難しくない
オンラインスクールは初心者でも簡単に作れます。インターネットに詳しくない方でも1時間あれば作れてしまうでしょう。
その際、気をつけたいのが使用するツールを何にするかです。SNSやオンラインスクール専用のプラットフォームなど、様々なものがあります。自分が開講したいスクールに合わせて選択してください。後は、受講者のことをしっかり考えて作るだけです。
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